セレクション作品
c「DANCE BURRN」
出演:河口仁(シアターシンクタンク万化)
脚本:二朗松田(カヨコの大発明)
演出:福谷圭祐(匿名劇壇)
あらすじ
主に演劇のチラシデザインを生業とするその男は紙の上のデザインに夢中で、生活におけるレイアウトは破綻している。今日も彼女からの電話をかわしながら、まだタイトルしか存在しない作品の中身を夢想しデザインを考える。やがて彼の部屋には夢想した演劇作品が立ち現れ…。演劇界にありがちな風景を紹介しながら、創作のイマジネーションを描くエンターテイメントコメディ。
(これまでの上演の感想より)
INDEPENDENT c DANCE BURRN 河口仁 演劇チラシデザイナーがタイトルだけ決まってる依頼に対し彼女そっちのけで内容を荒唐無稽に妄想&奮闘する一役ものコメディ。表現力ある演技で学園ダンス、冒険エンタメ、恋愛等の物語&演劇あるある乱打。disりつつ笑わせるネタ秀逸
— 泉寛介 (@hirosukeizumi) 2016年7月17日
[c]DANCE BURRN(INDEPENDENT:3SS #in3ss)感想】業界ネタを挟みながら、タイトル"だけ"からどめどもなく発散する…"合理性を装った"妄想の嵐がまさしく滑稽の極み。そのくせ芝居がすごく格好良い。イスの使い方なんか絶妙。作・演出・役者の協調感、強し。
— I元 (@i_moto_y) 2016年7月20日
f「次の場所までさようなら。」
出演:中嶋久美子
脚本:二朗松田(カヨコの大発明)
演出:泉寛介(baghdad café)
あらすじ
才能に溢れ、夢を抱く若獅子、白鳥。しかし、力こそが正義とされる世界の中で、純真な心は徐々に黒く塗りつぶされ、そのスピードは強さを手に入れる毎に加速していく-。友情、家族、信仰、裏切り、絶望、そして栄光。大人の階段の踊り場で手にした、或いは失った物とは。バレリーナ姿の女優が力士を演じるという倒錯的な演出が冴えわたる異色のサスペンスコメディ。
(これまでの上演の感想より)
f:中嶋久美子×二朗松田×泉寛介『次の場所までさようなら』初っ端から度肝を抜かれ、ナンセンスて言葉も破壊するぐらい倒錯で支離滅裂で、全編面白すぎる。出オチなあの衣装、舞う姿を見続けるうちに美しく思えるのに苦笑い。してやられた感が凄い!今迄観た舞台で一番笑ったわ。 #in3ss
— イナエ (@inaelaundering) 2016年7月17日
「次の場所までさようなら」中嶋さんの出オチのような始まり方。ほんととんでもない。笑 二朗さん脚本も泉さん演出ももちろん役者の中嶋さんも。でもいつの間にか惹き込まれて、たくさん笑いました。パンフに書かれてる、泉さんの"マジメな悪意"と二朗さんの"悪ふざけ"に笑う。#in3SS
— あかねん@くまʕ•ᴥ•ʔ (@_sorakane) 2016年7月16日
i「仏の顔も10度目にもう一度」
出演:maechang(BLACK★TIGHTS)
脚本演出:野村有志(オパンポン創造社)
あらすじ
誰も傷付けず生きるのは無理な事で、誰かを傷付けながらも生きる人々の優しい物語。轢き逃げ事件を起こした男、男に思いを寄せる一途な女、万引きで捕まった父親、誘拐された有名会社社長、誰かを応援する事も応援される事も忘れてしまった青年、一度も勝ったことのない競走馬…。接点のあるはずがない彼らの物語が静かに繋がって感動を生むトラジコメディ。
(これまでの上演の感想より)
i「仏の顔も10度目にもう一度」
— 磯淵良幸 (@yoshi080285) 2016年7月16日
ダメ人間ばかりの作品。でもどこか勇気というか希望というか。何かをもらえました。人間味が溢れてる作品。
面白くもあり、何かをもらえる。心温まる作品。#in3ss
『仏の顔も10度目にもう一度』maechang氏の演技の幅広さに衝撃。後半の、○○○○○○○○○○○○○ってのが素晴らしい。そうなるようなキャラ作りの巧さも特筆もの。○○○○○○○○○○○人生、○○○の叫びに泣き笑い。○○○○好き。 https://t.co/X35lZg0iqR
— まいくろ みくろ (@maikuro9696) 2016年7月23日
j「シロとクロ」
出演:米山真理(彗星マジック)
脚本演出:勝山修平(彗星マジック)
あらすじ
シロとクロはずっといっしょの時間を過ごしてきました。朝の散歩、夕暮れの散歩、夢の中。春は堤防に咲く桜を眺めながら、夏は川の中を、秋は田畑を焼く煙を抜けて、冬は雪の上を駆け回り…。全篇を音楽のテンポに乗せて紡ぎ出される、いつまでも続く筈の時間と、いつか必ず終わってしまう時間を共に過ごした、1人と1匹の感動の物語。
(これまでの上演の感想より)
米山真理『シロとクロ』
— 梅田 純平 (@YELL_JUN) 2016年7月14日
2013年から、何度もこの作品と出会ってきました。その時その時に響く言葉、シーンが違いました。締め付けられたり嬉しくなったり、四季の景色のように思い出が胸に刻まれていく。愛してやまない作品です。勝手にですが共に生きた気がしてます。
#in3SS
j「シロとクロ」。音楽のリズムに乗って、しかし流されることのない、米山真理さんの言葉と動き。全力で走るシロの輝く姿と、目には見えない筈のクロの姿が、客席にもはっきりと見えた。一言も聴き逃せず、一瞬たりとも目が離せない、最高の脚本、演出にパフォーマンス! #in3ss
— マーシー (@exileonmainst19) 2016年7月18日
九州選出作品
k1「ロストサムライ」
出演・脚本:大串到生(劇団ZIG.ZAG.BITE)
演出:山口ミチロウ(劇団マニアック先生シアター)
あらすじ
雨の降る夜。男は合戦後の荒地を彷徨っていた。剣術道場の次男として生まれた男には剣の才能が無い。父や兄を見返すべく身を投じた戦場であったが、自軍はあっけなく敗走。自らも傷を負い落武者狩りに襲われる。
「こんなところで死んでたまるか」
命からがら逃げ延びその身を隠す中で男は、泣きすする一人の子供と出逢うこととなる。
k2「時間切れを待ちながら」
出演・脚本:白濱隆次(謎のモダン館)
演出:大坪文(謎のモダン館)
あらすじ
殺風景な部屋で私はその時を待ち続けている。退屈な時間。私は気を紛らわせるために男と雑談を始めた。
他愛もない会話。今日食った昼飯の話。好きな酒の話。昔の仕事仲間の話。女に裏切られた話。時間は刻々と過ぎ、恐怖が静かに近づいて来ている。それでも私は落ち着いていて、そのことに少し驚く。この男のおかげだ。
この男がいてくれていたからこそ、私は生きて来れたのだと思う。
k3「そのころ」
出演:葉山太司(飛ぶ劇場)
脚本・演出:大迫旭洋(不思議少年)
あらすじ
息をするように嘘をつく男が、一つの人生を捏造した。「コンビニで働いている山下くんの話なんだけど、」本当の話・どこかで誰かが聞いた話・全くの作り話。その境界線は、だんだんと無くなっていく。このデタラメが、もしかしたら世界を救うかも知れない。
北九州の怪優、葉山太司が初めての一人芝居に挑む。脚本は不思議少年の大迫旭洋。
あなたと私と世界を満たす、潤滑油のような物語。
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