九州選出枠で唯一の再演作品
白濱隆次×大坪文「時間切れを待ちながら」
出演者 白濱隆次突撃インタビュー!
出演の白濱隆次突撃インタビュー
白濱さんは、この一人芝居フェスティバルに過去何度か出場されていますね。
そうですね。ありがたいことに。
何か思い入れなどがありますでしょうか。
すごく思い入れがあります。現在、劇団での活動の中に一人芝居ライヴがあり、そのきっかけを作っていただいたのがINDEPENDENTでした。また、このフェスティバルに出演したことで、福岡をはじめ大阪、東京の役者、作家、演出家のみなさんと出会い、今現在も交流があります。もちろんライバルでもありますが、同志だと思っています。
なるほど。ちょっと初歩的な質問ですが、一人芝居は、普段劇団員とやっている公演とでは違いますか。
違うと思っています。作品にもよりますが、今回上演する「時間切れを待ちながら」に関しては演出を大坪に委ねている分、役に没頭できますし、見えない相手を見せてく作業はジャンルが大きく異なると思います。
演出の大坪文さんは同じ劇団である、謎のモダン館に所属する方ですね。
そうです。
普段は白濱さんが演出をされることが多いようですが、演出家としての大坪さんはいかがですか。
とてもしっかりとこだわりを持った演出家です。「時間切れ~」は何度も上演していて、ある程度成熟した作品なので現在は大きなダメ出しはありませんが、この作品を送り出すことになった2011年は徹底的にしごかれました。魂のこもった演出ができる演出家です。
温和そうな大坪さんがしごいている姿は想像できないですね(笑)。サイトをご覧の皆さんに、今回の作品の見どころについて教えてくださいますでしょうか。
うちの劇団のオハコでありますミステリアスな物語を、役を次々に演じ分ける無対象型の一人芝居で上演するというところだと思います。
楽しみですね。最後に意気込みを聞かせて下さい。
5年前、このINDEPENDENTに出演するために生まれた本作が各地で上演を重ね、再びこの舞台で上演できることに興奮を禁じえません。ヒリヒリするような緊張感、嫌いじゃないけど倒れそうです。短編のミステリー小説を読み進めるが如くご覧ください。
RT @ueharahiro e『時間切れを待ちながら』長崎からの刺客。ありそうでなかった連作短編一人芝居。もしもがないサウンドノベル。
— 上原日呂 (@ueharahiro) 2011年11月26日
a『龍馬神伝説』大衆演劇的アプローチ。芸事の原点を見るような見た目に楽しいお芝居。12組の中では異色。#in11
「時間切れを待ちながら」、やれば演るほど「犯罪」の本質が立体化出来ている。
— たなかひろや (@hiroya2525) 2011年12月26日
出場者 プロフィール
出演・脚本:白濱隆次(写真)
1970年長崎県生まれ。1996年に謎のモダン館を結成し現在に至る。ミステリアスな作品を中心に上演。外部への作品提供および講師なども多く務める。2005年から福岡公演を開始。2011年にINDEPENDENT:11へ出演したのをきっかけに共演した関西や九州のメンバーとPerfect Styleシリーズを立ち上げる。
演出:大坪文
1982年、福岡県生まれ。大学で免許をとり、「国語の教員になろう」と長崎に来て劇団に出会い、なぜか今、ヨガインストラクターをしている。頑固だけど流されやすい。
お問い合わせ
●NPO法人FPAP
050-5885-8151(10:00~20:00)
info@fpap.jp
●株式会社INDEPENDENT
090-8532-2280(11:00~20:00)
info@independent-fes.com